【ApC3日目】実は間違えている?!よく使う日本語のあれこれ

正しい日本語?

こんにちは!KEY(キー)です。

ライターと言えば文章を書くこと!

その上で、日本のコピーライターとして、絶対に欠かすことの出来ない

「日本語」の使い方

を改めて今、学び直しているところです。


おそらく、この記事を見ている方の中には

「え?日本語なんて出来るやん」
「そんなところから勉強するの?」

と思っている方もいることでしょう。

僕も最初はそう思いました。

ですが、いざ日本語を勉強しはじめてみると、、、

───間違った日本語を自分自身たくさん使っていました。。

しかも、これは僕だけに限らず、僕の周りの知人も当たり前のように使っているような言葉ばかりだったのです。

例えば、

「煮詰まる」という言葉です。
(※ちなみにここで言う「煮詰まる」は料理の時に使う『汁が煮詰まる』ではありません)

僕も良く使う言葉なのですが、おそらく多くの方が

『物事が先へ進まず発展しないとき』に使うと思います。

例えば、

・話し合いが煮詰まってきた

・全然アイデアに出てこなくて煮詰まってきた、、

・色々考えていたけど、煮詰まってきたから、気分転換に散歩に出た

といったような使い方です。

実際に、僕自身も曲づくりの際に

「ちょっと煮詰まってきたから、気分転換してくる!」

とメンバーに言って外に出たことがあります。

ですが、本来は

『結論が出そうなとき』

に使う言葉が「煮詰まる」なのです!

ということは、僕が曲作りの際に言った

「ちょっと煮詰まってきたから、気分転換してくる!」

は、本来の使い方から見れば

「曲の完品出来そうだから、気分転換してくる!」

と言って外に出ていったことになるのです。

・・・なんとも意味の分からないことを言っていますよね(汗)

他の例で驚いたのは「爆笑する」です。

「◯◯さん、何にそんな爆笑しているのー?」

「昨日のTV、おもしろすぎて家で1人で爆笑してたわ」

といったように、とても面白いことがあったり、大笑いした時によく使いますよね。

ですがこの言葉も、実は間違った使い方なのです。

というのも、実は

『大勢の人が一度に笑うこと』

が「爆笑」の本当の意味だからです。

この「爆笑」の使い方はさきにお伝えした「煮詰まる」という言葉以上に、間違ってつかっていた人が多いのではないでしょうか?

ライターとしてではない僕の個人的な意見で言うと、

仲間内であれば、仮に間違った日本語であったとしても意味が伝わればいいのかな、とも思います。

しかしながら、プロのコピーライターとしてこれからやっていくと決めた以上、僕は間違った日本語を知らないままでいるわけにもいきません!

だからこそ、初心に帰り

【日本語】

について僕は一から学び直すことにしたのです。

そんな、僕たちが毎日当たり前に使っている「日本語」ですが、

調べてみると日本語は世界でも一二を争うほどに難しい言語であることを知りました。

僕たちは当たり前のように日本語を使っているので、

『日本語ってそんなに難しいの?』

と思われる方も多いでしょうし、その難しさを実感することはあまりないかもしれません。

ですが、日本語の難しさを代表する有名な言葉がありますので、ぜひ一読してみてください!

「3月1日は日曜日で祝日、晴れの日でした」

・・・普段から日本語に触れている方であれば、きっと難なく読めたかと思います。

しかし、このたった一文が海外の方にとっては超難問なのです!

というのも、

この文には「日」という漢字が5つ出てきますが、全て読み方が違います。



僕たちが難なく読める言葉であっても、

「たち」なのか、
「にち」なのか、
「び」なのか、
「じつ」なのか、
「ひ」なのか…。

ここに前文が◯◯だからこれ!といった規則性はありません。

この「3月1日は日曜日で祝日、晴れの日でした」は代表的なものですが、

他にもあったので僕自身のアウトプットとして残しておきます。

ぜひ読んでみてください!




※「生絹(すずし)」
※「生前(そうぜん)」ー 但し、今では「せいぜん」が一般的な読み方


このように同じ漢字でも違う読み方をしたり、

その逆に同じ読み方でも「いし」のように

「石」「意思」「意志」「医師」

など、色んな漢字や意味があったりします。

また、一つの漢字や一つの読み方で違いが変わるだけでなく、

文章の書き方によっても意味が変わってくる場合もあります。

「私は何度も歌を歌う彼を見ました」

という例で言うと

「歌を歌う彼」を何度も見たのか

「何度も歌を歌う彼」を見たのか

このままではどちらの意味にも取れますよね。

「何度も」がその言葉を修飾するのかによって、意味が変わってしまうのです。

この例文を正しく伝える方法としては、

私は何度も、歌を歌う彼を見ました。

あるいは、

私は、何度も歌を歌う彼を見ました。

になります。

つまりは、「、(読点)」を適切な箇所につけるということです!

「、(読点)」を正しく打たなくてはならない。

たったこれだけで意味が通じたり、意味が変わったりするなんて・・・

これだけでも難しいのに

さらには敬語があって、敬語の中で

■尊敬語
■謙譲語
■丁寧語

を使い分けたり、、、。

正直、このブログを書いている僕も勉強すれば勉強するほど

日本語は本当に難しい言語であることを痛感する一方です。

これまでお伝えしてきたように、

実は知らずしらずの内に間違った日本語を使っていたり、

一つの表現にも様々な言葉や意味が当てはまったり、

ちょっとしたニュアンスの違いから読んでいる人に「全く違う内容」を伝えてしまう事だってあるのですから・・・

ただ、日本語っておもしろいし、奥深いと思っている自分もいます(笑)

さて、今回は

【日本語について】

という所で僕が学んだことを記させていただきましたが、如何でしたでしょうか?

僕と同じように間違って使っていた日本語はありましたか?

なるほど!と感じたり、日本語っておもしろいと思っていただけたら幸いです。

ただ!勘違いしてほしくないのですが、

決して間違った日本語を使っていることがいけないことではありません!

『仲間内であれば、仮に間違った日本語であったとしても意味が伝わればいいのかな』

と僕は思います。

それに、いまや間違った日本語が定着して当たり前となり、

『間違った日本語の方が通じる場面もある』

とも思います。

・・しかし!

僕はコピーライターとして生きていくためにライティングを学んでいて、

実際に、

「間違った日本語を知らないで使う」のと、

「間違った日本語を知っておきながら適材適所で使い分ける」のでは、

コピーライターとしての力量が変わってくるでしょう!

そして何より、読んでくれる人にストレスを与えない文章を書くことが出来るようになり、

ストレスのない文章の積み重ねが、たくさんの、より多くの人に読んでもらうキッカケとなるのです!

、、

、、、

と偉そうに言いましたが、この考え方も、日本語の知識も

「Online ApC Academy」

で僕がいま学んでいることです。

コピーライターとしてはまだまだ未熟な僕ですが、

文章を書く上で「正しい日本語を知っておくこと」が大事だと本当に思いました。

とは言えど、

1日で正しい日本語をマスターすることは難しいでしょう。

正しい日本語を意識し続けることが大事だと思うので、

「自分が書く文章」

「世の中に溢れている文章」

を常に意識して、正しい日本語を少しずつマスターしていこうと思います!!

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