【ApC31日目】”今まで”は通用しない!?新たな壁『自己表現』

どうも、KEY(キー)です!

唐突ではありますが・・・

「あなたは自己表現が得意ですか?」

こう問いかけられて、胸を張って“YES”と答えられる方は多くないでしょう。

ただ、僕はこれまで音楽をやり続けているので、正直『得意な方』だと思います!

・・・これまでは。

音楽をやっていることもあり、これまでは得意な方だと思っていたのです。

実際に僕は、今まで音楽を通して

『自分の気持ち』

『自分がどう考えているのか』

『自分がどう思われたいのか』

など、

■曲の雰囲気、世界観

■歌詞

■メロディー

などで自己表現をしてきました。

僕の音楽に限らず、あなたが耳にしている音楽はそれぞれ自己表現のある音楽だと思います。

そして、そのミュージシャンを知ったキッカケが容姿などではなく音楽であった場合、

自己表現があるからこそ、その音楽を聞いている人は心を掴まれ、そしてファンとなっていくのだと思います。

仮にミュージシャンがみな同じ表現であったら、面白みのない世界になってしまいますよね。

(もしかするとここで、ミュージシャンそれぞれの違いを個性と言う方もいるかもしれません。
しかしながら、僕の個人が考える個性とは自然と出てくるものであり、自己表現は『こうゆう音楽が作りたい!』と思って出来上がるものだと考えているので、
ここでは個性のある音楽ではなく、自己表現のある音楽とさせていただきますね。)

また、耳に音楽を届けるだけでなく、目に姿を見せる“ライブ”というステージも僕らにはあります。

ライブ上のステージでは、曲と曲の間に行う「MC」で自分たちのことや自分たちの音楽のことを伝え、

「ステージング」という立ち振舞や手の動き、目線という細部にまで拘って、こう見られたいという自分を表現しています。

昔よく言われていましたが、ただカッコつけたいとかじゃないですよ(笑)

見ているお客さんへ自分自身のことを伝えるためにカッコよく見せる表現をしているのです!

兎にも角にも、

耳で感じる音楽であっても、目で感じることのできるライブであっても

自己表現がうまく出来ることで差別化にも繋がり、差別化されることで“個の音楽”に価値が出てきますからね。

・・と、今までの経験として『音楽における自己表現』をここまでお伝えさせていただきましたが、

コピーライターとしての自己表現

が今なかなか上手くいかないのです…。

というのも、

音楽はメロディーや雰囲気、テンポや歌詞。

さらにライブのステージ上では、自分自身が身体で表現。

と、様々な要素の掛け合わせで自己表現を行っていました。

しかしながら、

基本的にコピーライターは『文章』のみを使って、その全てを伝えなくてはならない

からです。

強いて細かい所をお伝えすれば、文章以外の要素で別の角度から表現を行うことはできます。

例えば、

【ライティングで絶対にやってはいけない3つの要素】

と文字だけで表現するより、

といったように画像を併用して表現した方が、伝えたいことをより強く表現し、伝えることが出来るようになる


といった具合です。

これはWEBライティングなど“画像を使うことのできる媒体”のみであり、

これらの表現方法を使える環境なのであれば使うに越したことはないでしょう。

しかしながら、メルマガなど文字だけで構成されている媒体には活用できない表現方法となります。

その上で

・ライティングのスキル
・ライターとしての価値

を上げるためには、

言葉の言い回しや言葉のチョイスといった文章のみを使ってその全てを伝えること、

つまりは、言葉のみで自己表現が出来るようになることがベストということになるのです。

画像などの要素は“より伝わりやすくするための+α(プラスアルファ)の方法”ということですね。

また、さらには“読み手のことを思って書く”という

『どういう風に伝わるのか』

『何を感じてもらえるか』

がライティングではとても重要になってきます。

こちらからの一方的なものであると、コピーライティングとしては成立しません。

自己表現を意識しつつ、読み手主体を第一に文章を書く

これがめっっっちゃ難しいです!!

正直、『読み手主体の文章を』という事柄の上で切り口を変えれば、読み手が欲しいであろう情報だけを書いていればいいでしょう。

しかしながら、読み手が欲しいであろう情報だけを並べているのでは、面白みに欠けてしますのです。

それに、読み手が欲しいであろう情報だけを並べているサイトはすでに存在しています。

・・・


(ウィキペディア)です。

Wikipediaはインターネット百科事典とも言われてる有名なサイトであり、きっとあなたも目にしたことがあるのではないでしょうか?

記事数だけで言えば、1,239,506。

それだけの情報がWikipediaには詰まっていて、僕自身も実際に調べ物をする時に見ているサイトです!

ただ・・・

読んでいるとどうしても疲れちゃうんですよね。

Wikipediaは情報量や更新度、様々な観点からみてもで申し分なく、本当に価値のあるサイトだと思います。

ですが、そこには事実情報だけ並べられていて書き手の思考・人柄というのが見えないので、

僕はなんとなく堅い印象を受けてその文章へ感情移入することが出来ず、読み進めることが苦痛に感じてしまうのです。

そして、

このWikipediaのような書き方が自己表現の“ない”ライティングだと僕は思っています。

書き手の思考や人柄が見えないですからね。

もちろん、Wikipediaのような書き方が適切な時もあるのですが、僕が目指すコピーライターのライティングではありません。

僕の目指す所は、

『“僕に”ライティングの依頼をしたい』

とクライアントから思ってもらえる環境そのものであり、そのためには

【コピーライターとしての自己表現】

が必要だと思うのです!

今回、少し難しい話だったのでまとめると、

□ 一言に自己表現と言っても、ミュージシャンとしての自己表現とコピーライターとしての自己表現は全く違うということ

□ コピーライターの自己表現とは書き手となる人の人柄が該当し、読み手主体が第一であることに変わりはないこと

ということになります。

つまりは、読み手主体でライティングをしつつ、書き手のパーソナリティを大事にするということになるかと思います!

特に僕は、

自分が元々持っていた知識ではなく、ライティングをする際にリサーチして書いた事柄はWikipediaのようにどうしても堅くなってしまいがちです・・。

実際にOnline ApC Academyの講師の方に言われているのですが、

自分に落とし込めていないまま書いてしまっているために『自分の言葉』にすることが出来ておらず、

その事柄の部分だけ堅い印象の文章になってしまって、パーソナリティが薄くなってしまうのです。


これが本当に難しい・・・

それでも、クライアントから依頼されるであろう仕事の中には、自分の知識だけでは書ききれずにリサーチが必要となる事柄も多々あるので、

今まで僕が音楽で培ってきた自己表現とは、まったく違うコピーライターとしての自己表現をこれからしっかりと身につけていきたいと思います!